司法書士活動日誌 あいおいくんがゆく!
2020年05月01日 [清水 敏博の活動日誌]
こころに晴れ間を くらしに活力を『外出自粛の今だからできること』
みなさま こんにちは! 司法書士の清水です。
当事務所は、2000年の成年後見制度開始(認知症等により判断能力が低下した方を支援するための国の制度)から延べ300人以上の方々の人生晩年における様々なくらしのご相談にのったり、成年後見人として直接くらしをサポートしてまいりました。
このブログは、そんな20年間の実際の経験にもとづき、みなさまのより良い老後のくらしにお役立ていただくためのブログです。
新型コロナウィルスは一向に収まる気配がなく、私たちのくらしや経済に深刻なダメージを与えてます。
また、4月7日の緊急事態宣言の発出を受けて外出自粛が強化され、窮屈な生活でストレスが溜まっている方も多いのではないかと思います。
私は普段、日中は出張相談や会議で外出することが多く、また夕方から夜間にかけては所属する業界団体、経営者団体の会合、その後の会食などの機会も多いのですが、ここ2カ月は勤務形態を大幅に見直し、緊急対応以外の外出は極力控えたり、会食等の外食にいたってはすべて取りやめてます。
経営者との会食は業界における生の情報を入手したり、意見交換できるとても貴重な機会ですが、今は少し我慢してもっぱら家飲みをしています。自粛しはじめの頃は、なんとなく外出が制限されることに窮屈な思いをしてましたが、徐々に慣れてくると家飲みだとリラックスでき、自分のペースでゆっくり飲めるので、最近はそんなに悪くもないかなと感じたりもしてます。
しかも、よく飲む缶酎ハイは、お財布にとてもやさしいといったメリットもあります。ただし、ついつい飲みすぎてしまわぬよう注意しなくてはいけませんね。
このようにここ数カ月の短い期間で、これまでの日常とは大きく様変わりしました。
ただ自宅にいて無計画でいると時間を持て余してしまいますが、時間をうまく活用すれば、普段は忙しくてできなかったことに時間を掛けれるという良い面もあります。たとえば、子供とのコミュニケーションを深めたり、居室内での趣味や読書に没頭できたり、家の模様替えや片付け、大掃除などもできます。
さらに、日常をいつもとは違った角度から見渡したり、考えを巡らせることもできます。時間があるというのはとても貴重なことですから、「今だからできること」に、うまく使いたいものですね。
私が今回のブログでぜひお勧めしたいのは、時間のゆとりをうまく活用してご自身や家族のこれからのくらしに関する様々なこと(例えば、親の介護のこと、これからの生活やお金に関すること、不慮の事故や病気になったときのこと、終の棲家や施設入所に関すること、親子の付き合い方や相続トラブルに関すること 等々)の問題・課題を総点検をして、それらについて夫婦や家族で話し合ったり、考える機会を作ってみるということです。
なぜかと言いますと、みなさまもお感じのとおり、近年はかつてないほど社会の変化が激しく、変化を見極め素早く柔軟に対応する必要があります。したがって、以前よりも小まめにくらしの問題・課題を点検したり、見直すことが毎日の安心につながるからです。また、それらのうちの一つでも整理できれば、(問題・課題を把握するだけでも)その分こころにゆとりが生まれます。そうすれば、先の予期せぬ事態が生じたときの耐性が生まれます。
日々ご相談に応じていて感じることですが、年々社会が複雑化しているため、問題・課題の多くは各々独立しているのではなく、複雑に絡み合っていたり、影響を及ぼし合っているということです。したがって、例えば、目の前の問題・課題にだけスポットを当てて対応すると、他の部分に悪影響が生じてしまうことが往々に起こります。ですから部分的な視点だけではなく、全体的な視点をも持ち合わせたり、因果関係や他の部分への影響なども考慮のうえ多角的な判断をしていく必要があります。ただし、それらには専門知識や経験を要する場合もありますので、ご自身で考えてもなかなか判断がつかないときには、専門家にご相談されることをお勧めします。
どうしても自分に降りかかってくる問題・課題に対しては、ネガティブに捉えて避けてしまったり、また緊急を要しないものは後回しにしがちです。しかし、私の経験から言いますと、病気と同じようにそれら問題・課題が時の経過とともに自然となくなるということはほとんどありません。それらは今はまだ顕在化していないというだけで、実はマグマのように自身の周りに滞留し続け、今回の新型コロナウィルスとまではいかなくとも、何らかの予期せぬキッカケで一気に顕在化します。
顕在化した際に、事前に何も準備や対策を講じていないと、パニックに陥って対応が後手後手に回ってしまい、事態を収束させるために莫大な負担や労力が掛かかってくらしに大きな支障をきたしまうこともあります。
残念ながら予期せぬ事態というのは、大なり小なり今後も避けることはできません。もし、そういった予期せぬ事態にに襲われたとしても、予め何らかの準備や対策をしておけば、つまり、小さなうちに問題・課題の芽を摘んでおけば、何かのキッカケで顕在化したとても、あたふたしたりパニックに陥ることなく被害も最小限に食い止めることができます。
ぜひ、外出自粛で時間がある「今だからできる」くらしの問題・課題の総点検とともに、将来への備えをしてみたらいかがでしょうか?
当事務所は、2000年の成年後見制度開始(認知症等により判断能力が低下した方を支援するための国の制度)から延べ300人以上の方々の人生晩年における様々なくらしのご相談にのったり、成年後見人として直接くらしをサポートしてまいりました。
このブログは、そんな20年間の実際の経験にもとづき、みなさまのより良い老後のくらしにお役立ていただくためのブログです。
新型コロナウィルスは一向に収まる気配がなく、私たちのくらしや経済に深刻なダメージを与えてます。
また、4月7日の緊急事態宣言の発出を受けて外出自粛が強化され、窮屈な生活でストレスが溜まっている方も多いのではないかと思います。
私は普段、日中は出張相談や会議で外出することが多く、また夕方から夜間にかけては所属する業界団体、経営者団体の会合、その後の会食などの機会も多いのですが、ここ2カ月は勤務形態を大幅に見直し、緊急対応以外の外出は極力控えたり、会食等の外食にいたってはすべて取りやめてます。
経営者との会食は業界における生の情報を入手したり、意見交換できるとても貴重な機会ですが、今は少し我慢してもっぱら家飲みをしています。自粛しはじめの頃は、なんとなく外出が制限されることに窮屈な思いをしてましたが、徐々に慣れてくると家飲みだとリラックスでき、自分のペースでゆっくり飲めるので、最近はそんなに悪くもないかなと感じたりもしてます。
しかも、よく飲む缶酎ハイは、お財布にとてもやさしいといったメリットもあります。ただし、ついつい飲みすぎてしまわぬよう注意しなくてはいけませんね。
このようにここ数カ月の短い期間で、これまでの日常とは大きく様変わりしました。
ただ自宅にいて無計画でいると時間を持て余してしまいますが、時間をうまく活用すれば、普段は忙しくてできなかったことに時間を掛けれるという良い面もあります。たとえば、子供とのコミュニケーションを深めたり、居室内での趣味や読書に没頭できたり、家の模様替えや片付け、大掃除などもできます。
さらに、日常をいつもとは違った角度から見渡したり、考えを巡らせることもできます。時間があるというのはとても貴重なことですから、「今だからできること」に、うまく使いたいものですね。
私が今回のブログでぜひお勧めしたいのは、時間のゆとりをうまく活用してご自身や家族のこれからのくらしに関する様々なこと(例えば、親の介護のこと、これからの生活やお金に関すること、不慮の事故や病気になったときのこと、終の棲家や施設入所に関すること、親子の付き合い方や相続トラブルに関すること 等々)の問題・課題を総点検をして、それらについて夫婦や家族で話し合ったり、考える機会を作ってみるということです。
なぜかと言いますと、みなさまもお感じのとおり、近年はかつてないほど社会の変化が激しく、変化を見極め素早く柔軟に対応する必要があります。したがって、以前よりも小まめにくらしの問題・課題を点検したり、見直すことが毎日の安心につながるからです。また、それらのうちの一つでも整理できれば、(問題・課題を把握するだけでも)その分こころにゆとりが生まれます。そうすれば、先の予期せぬ事態が生じたときの耐性が生まれます。
日々ご相談に応じていて感じることですが、年々社会が複雑化しているため、問題・課題の多くは各々独立しているのではなく、複雑に絡み合っていたり、影響を及ぼし合っているということです。したがって、例えば、目の前の問題・課題にだけスポットを当てて対応すると、他の部分に悪影響が生じてしまうことが往々に起こります。ですから部分的な視点だけではなく、全体的な視点をも持ち合わせたり、因果関係や他の部分への影響なども考慮のうえ多角的な判断をしていく必要があります。ただし、それらには専門知識や経験を要する場合もありますので、ご自身で考えてもなかなか判断がつかないときには、専門家にご相談されることをお勧めします。
どうしても自分に降りかかってくる問題・課題に対しては、ネガティブに捉えて避けてしまったり、また緊急を要しないものは後回しにしがちです。しかし、私の経験から言いますと、病気と同じようにそれら問題・課題が時の経過とともに自然となくなるということはほとんどありません。それらは今はまだ顕在化していないというだけで、実はマグマのように自身の周りに滞留し続け、今回の新型コロナウィルスとまではいかなくとも、何らかの予期せぬキッカケで一気に顕在化します。
顕在化した際に、事前に何も準備や対策を講じていないと、パニックに陥って対応が後手後手に回ってしまい、事態を収束させるために莫大な負担や労力が掛かかってくらしに大きな支障をきたしまうこともあります。
残念ながら予期せぬ事態というのは、大なり小なり今後も避けることはできません。もし、そういった予期せぬ事態にに襲われたとしても、予め何らかの準備や対策をしておけば、つまり、小さなうちに問題・課題の芽を摘んでおけば、何かのキッカケで顕在化したとても、あたふたしたりパニックに陥ることなく被害も最小限に食い止めることができます。
ぜひ、外出自粛で時間がある「今だからできる」くらしの問題・課題の総点検とともに、将来への備えをしてみたらいかがでしょうか?