2021年02月12日
不動産流通が好況?
本ページをご覧のみなさま
司法書士の福井です。
われわれ司法書士が最も関与する機会が多いのが不動産関係の手続きですが、特に不動産売買は登記手続きが関わるため司法書士の存在は欠かせません。
当事務所でも新築や中古の不動産売買の登記を多く取り扱っていますが、このコロナ禍にあって不動産業者さんから最近よく耳にするのが、不動産、特に戸建て住宅がこの横浜から西エリアで売れ行きが好調だということです。
中には在庫物件がほとんどなくなってしまったという話もあり、住宅開発用地の取得競争も過熱し始めているとのこと。
この要因は様々あると思いますが、リモートワークが浸透し在宅での仕事環境を見直して、いわゆる自分の仕事部屋を求めている方が増えている、都内の物件では高すぎて手が出ないが、在宅勤務中心であれば通勤の便を考える必要がなくなっている、という事実もあるそうです。
また、マンションやアパートなど共用部分がある集合住宅での他人との接触を避け、一戸建てに住みたいたい、というコロナ禍ならではの心理的要因もあるのではないかと推測されます。
いずれにしても、不動産が流通することで、関連する家電や家具の買い替え需要も喚起されるので、経済全体にとっては好影響をもたらしているのではないかと思います。
コロナ禍でも明るい話題が出てきたことを前向きに考えていきたいと思います。
一方で、不動産市場が活気づいているときには、必ずといっていいほど不動産に関する悪徳商法事例が増えていきますので、不動産トラブルにも十分に気を付けていただきたいものです。
もし、不動産でお困りのことなどがありましたら、当事務所へお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。