2018年09月20日
来るべき新たな時代の潮流を意識して「LTRみらい会議」
皆さま
こんにちは。司法書士の清水です。
私が主宰する11の士業団体「LTR」メンバーは、毎月、LTRの運営や当面の活動について話し合いを行う定例会を開いています。
ふだんの定例会では時間の関係でどうしても日々の運営に関する事項の検討が中心になってしまっています。将来を見据え今後の士業の在り方とLTRの活動目標やそれを実現するための方法、将来を見据えた新サービスの企画などをじっくり話し合えないため、7月から「LTRみらい会議」を開催しています。
少子高齢化・人口減少社会の到来、AIなど技術革新などの社会環境の急激な変化により、近い将来、私たちの生活やビジネスは一変してしまう可能性があります。
当然、私たち士業にも大きな影響を与えることが予想されます。既成概念にとらわれ世の中の変化に対応できなければ、お客様に良いサービスが提供できません。
また、士業に対する社会の要請にも応えられません。
「LTRみらい会議」は、一歩先の未来を見据え、これまでの経験、人脈、知識等をフル活用して、新しい時代におけるLTR及び各士業事務所の可能性や役割、進むべき道を、既存の士業の枠にとらわれない柔軟な発想で模索し、それらを実践することで、新たなLTRの未来を拓いていくことを目的としています。
2018年8月3日付の日本貿易振興機構(JETRO)の記事によると、中国ではインターネット裁判所が開所し、AIを活用した裁判制度が始まっているそうです。
外国では正直ここまで進んでいるのかと驚いています。
実績いかんにもよるでしょうが、近い将来日本でもAIを活用した裁判制度が導入される可能性も出てくるように思います。
このような状況下で、少し未来を見つめながら、LTRメンバーとともに 「新しい時代における士業の役割」を考えていければと思っています。