2018年11月29日
司法書士ならではの強みを活かした地域貢献とは?
皆さま
こんにちは。司法書士の清水です。
当所ではお客様にくらしの安心をお届けするために、従来の司法書士業務にかかわらず、住まい・暮らしにまつわる様々な相談ごとに対応させていただいています。
当所だけでは解決できない相談ごとも信頼のおける地域の専門家と一緒に対応できるように、地域の企業や公益団体の皆さまと顔の見えるネットワークづくりに力を入れています。
その一貫として、所属団体先である戸塚泉栄工業会での活動「未来づくりプロジェクト実行委員会」を若手経営者と共に発足させ、実行委員長に就任しました。
本プロジェクトは未来的な視点で、若者から面白そうだから行ってみよう!この街で働きたいな!この街で住んでみたいな!この街で起業したいな!といった『ワクワク』『イキイキ』としたマチづくりを目指し、活動をしています。
プロジェクトの1つとして、企業と地域の公益団体がつながる仕組みづくりを進めていく『地域と企業の橋渡し事業』を行っています。
この事業を発案したきっかけは、司法書士ならではの地域とのつながりからです。
地域での活動を通して経営者の方と接する機会が多いのですが、皆さん共通して、地元への愛着が強く地域のために何かやってみたいと思っています。しかし、想いはあってもどのように地域貢献をしたらいいかわからない方がとても多いのです。
先日、「未来づくりプロジェクト実行委員会」が「企業の地域貢献に関するアンケ―ト調査」でも95%の企業が地域貢献に関心をもっており、実際に65%の企業が地域貢献活動を行っています。調査結果にご関心のある方は↓のページに掲載しておりますのでご高覧ください。
https://www.totsuka-sen-ei.com/miraiproject/
一方、司法書士という職業柄、社会福祉協議会や福祉施設の方とお話しすることもあります。
住民の方の要望や地域の課題を情報収集することに大変長けていらっしゃいますし、町内会やNPOなど地域の様々な団体の方と協力しあって住民参加型の催しものをたくさん企画し地域を盛り上げてくださっています。
ただ残念ながら、地元企業とのパイプが弱いのでなかなか企業の協力が得られず、活動の広がりが乏しい状況にあるようです。
このような企業と公益団体の抱えている悩みを解消できるように、両者をつなげ・地域活動を共に行っていけるような関係づくりをお手伝いをするのが橋渡し事業の目的です。
初年度の活動目標は、地域の公益団体の方と情報交換を行い地域のニーズや課題を収集するとともに、お互いの人となりを知り合い関係性を深めることです。
11月27日戸塚区社会福祉協議会で行われた地区社協分科会に経営者仲間と地域メディアの方と共に参加させていただきました。
総勢50名ものの参加者が少人数のグループに分かれて意見交換を行いました。
様々な世代が愉しく暮らしやすい地域になるように率先して活動されている方の生の声を聞き、大変衝撃を受けました。活動の担い手不足、地域離れの傾向は私が考えていたよりも大変深刻でした。
一朝一夕では解決できないことも多いのですが、今回のような機会を積み重ね地域の人と企業の接点をより強いものにできるように頑張っていきたいと思います。
今後の活動については本ブログなどでご報告させていただきますね。