2019年01月24日
平成最後の年にあたって
皆さま
こんにちは。司法書士の清水です。
松の内も明けて久しくご挨拶が遅くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今年は平成最後の年ということもあり、時代を振り返る番組や記事を目にする機会が増えていますね。開業して18年目を迎える当事務所の歩みや自分の人生と重ねながら、これまで、そして、これからのことに想いを馳せる時間が多くなっています。
思い返せば開業した2001年は国内はバブル崩壊後の不景気から回復しておらず、加えてアメリカでは同時多発テロが起こるなど、世界はますます混迷を深め、不安や閉塞感が社会を包み込みました。
一方、ここ戸塚では駅西口の再開発が始まっており、旧戸塚区役所の目の前の当事務所に向かう道すがら日々変わりゆく風景に一抹の寂しさと新しい戸塚への期待をひしひしと感じていたことを鮮明に思い出します。
このような混沌とした時代においては、お客様の抱えている不安や悩みはより複雑化し、1人の士業、一事務所でできることはこれまで以上に限られていくことを予見した私は仲間の弁護士や税理士に声をかけ、多様な視点でお客様に向き合いスピーディに問題解決ができるような連携体制を模索することにしました。最初は数名の仲間からスタートしたのですが、多くの仲間の賛同を得て11の士業による専門家グループ「LTRコンサルティングパートナーズ」を立ち上げることができました。
LTRではワンストップで個人のお客様や会社の社長様などが抱える多種多様・複雑な問題に対応している他、区やケアプラザの福祉関係者、企業団体と研修担当者の方からの要請を受けセミナーの講師を毎年多数お引き受けしています。
また、LTRのメンバーそれぞれが青年会議所や法人会などで培ったネットワークを活かし積極的に地域活動に参加しワクワク・イキイキとしたまちづくりを目指しています。
メンバーとは時には意見の違いでぶつかりあうこともありますが、志を共にする間柄だからこそ乗り越えることができますし、仲間がいるからこそ困難にも立ち向かっていくことができます。
超少子高齢化社会が進展し加速度的に人口減少が進む今日、開業当時とよりも更にそこはかとない不安定さを感じます。
でも及び腰になってはいけないと思います。不安は無限大の可能性の裏返しでもあると信じて、ひとりでも多くのお客様の声にお応えできるよう仲間と共に邁進していきたいと思います。
最後になりましたが、今年一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈りしております。