2020年07月24日
【くらしに役立つニュースのご紹介】電子マネー購入を促す詐欺に注意
本ページをご覧のみなさま
司法書士の福井です。
最近、よく目にする、くらしに役立つニュースを司法書士の目線で厳選し紹介します。
このところ、パソコンに「コンピュータウイルスに感染している」と表示をさせ、この駆除のためにコンビニで売っている電子マネーカードを購入させる、という手口の詐欺が流行っているようです。
令和2年7月3日 神戸新聞 「家の電話つないだまま慌てて電子マネー購入 コンビニ副店長が機転、詐欺被害防ぐ」
コンビニの店員さんが機転を利かせて未然に防いだケースがニュースとして取り上げられていますが、実際にそのまま購入してしまっている方もかなりいるのではないかと推察されますので、どうぞご注意ください。
また、一般的に、このような電子マネーを購入させる詐欺の被害者は比較的高齢者であると思われがちですが、最近では、スマートフォンにサイトの利用料未納と表示させるパターンもあるようで、そのターゲットはスマートフォン利用者全般ということになり、実際に20代の女性が44万円もの電子マネーを購入させられそうになったというニュースが飛び込んできましたが、これも氷山の一角と思われ、若い世代でもサイト利用料の名目で高額な詐欺にあっている人は相当数いるのではないかと思います。
令和2年7月7日 朝日新聞デジタル 「客が電子マネー44万円分購入→「大丈夫です」でも通報」
いわゆるコロナ禍で混沌とした世の中、不安に付け込む悪い輩はむしろ増えつつあるように感じます。
インターネットが発達した現代でも、金銭の請求を電話などの口頭や差出人不明のメールでされた場合には、ひとまず詐欺を疑ったほうがよいと言っても過言ではありません。
怪しいと思った請求を受けてしまったら、すぐに対応をせず、同種の詐欺事例がないか、ひと呼吸おいてからネット検索などをしてみるとよいかもしれません。
それでも不安がぬぐえないということがありましたら、当事務所でも無料相談で対応できる場合がありますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。