[司法書士 戸塚 泉 栄 ]
2024年01月01日
年始のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
年末年始は久しぶりに家族や友人と旅行をしたり、一緒に楽しく過ごされる方々も多いことと思います。
私も普段は仕事の関係でなかなか休みが取れないので、今年は両親や兄弟家族とともに、実家でのんびり過ごしています。
昨年は会議や会合で数年振りに顔を合わせる機会がずいぶんと増えました。
オンラインは確かに便利ではありますが、表情やしぐさ、雰囲気など言葉以外の微妙な情報を伝わりにくく、コミュニケーションに四苦八苦していました。
ですから直接会って話しをすることの楽しさや大切さを改めて感じた年でした。
これからは目的に合わせて上手に使い分けていきたいと思います。
当事務所では、地域で活躍されている地元の会社経営者、お店など個人事業主、医療・福祉関係者、食育や子育てなどのNPO法人関係者など全く異なる業界・業種の方々と定期的に集まり、情報交換やそれぞれの事業資源(知識・情報・経験・ネットワークなど)を持ち寄り、コラボレーションによって新たな価値(新たなサービスづくりやサービス向上、地域貢献イベント開催など)を生み出すことを目的とした「こらぼ会」を主催しています。
昨年で足掛け7年42回の開催を数え、毎回20名以上が参加し情報交換する度に新たな刺激や気付きを得たり、これからの活動のヒントやアイデアが生まれる貴重な場になっております。
また、当事務所で2001年に立ち上げた弁護士、税理士、社会保険労務士等11の士業団体LTRでは、これまで培った専門知識や経験を地域社会の未来に役立てるために、学生や地域で開業した若手経営者・起業を考えている若い方を応援する「LTR起業・開業challengeプロジェクト」を進めています。
学生にはインターネットで調べただけでは分からない実際の士業の仕事、やりがい、今後展望等について話したり、若手経営者には法律・税務・労務といった知識のみならず、これまで多数の企業サポートを通じて見聞きした会社を持続するために身につけるべきことをお話しています。
例えば、成功している会社に共通している社長の先行事例、心構え、思考プロセスや行動パターン、顧客づくりや組織づくり、銀行との付き合い方、投資と経費の違い等単なる目先の売上のための手段ではなく、社長に寄り添ってきた士業だからこそ伝えられる会社経営で大切なことをお話し、今後の会社経営に役立ててもらうようにしています。
これらの活動は一朝一夕にはいかないことばかりですが、当事務所のできることを考え、今年もコツコツと地域社会の未来づくりに貢献してまいりたいとおもいます。
本年も社員一同サービス向上に務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。